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2009年8月号 「生徒が自慢です」

■enaワシントンDCとは?  

 今月はチョット危険な読み物にしました。個人情報保護法違反ギリギリで、でも、多くのご家庭が気になる情報を扱いました。

 日本国内の塾であれば、大手になると1学年に5クラスも10クラスもあったりします。ところが海外校舎は1学年にクラスは1つというところが大半です。enaワシントンDCでは、本科・選抜科とか基礎科・受験科、またはAクラスとBクラスなどというように、可能な限り2クラス化はしてきました。それでも、5クラスになったりしたことは、これまで一度もありません。2クラスになっても、1クラスの在籍人数が5人以下ということが通常です。

 当地では、年度途中で帰国されてしまうご家庭が多く見られます。入試直前まで海外にいて、海外から受験されるというご家庭は片手に余ります。データには「のべ人数」が記されていますが、これは2月新学期開始から1月の年度終了までに在籍した生徒の数であり、受験した生徒の数ではありません。そのことを念頭に、続くデータをご覧ください。さらに学校名は「進学先」です。決して合格した学校を列記したものではありません。よって学校の右にある人数は、その学校に進学した卒業生の数を表します。一人で何校も合格したという生徒であっても、その生徒のデータは「進学した学校1つ」しか記されていません。年度途中で帰国してしまい、そのご連絡がない生徒のデータは書かれていません。

 さて、enaワシントンDCとは、どんな塾か。進学塾としての看板である、合格実績を見てみましょう。      

2000年の合格実績  在籍:小6のべ10名、中3のべ10名
桜蔭中・・・1名 桐蔭中・・・1名 女子学院中・・・1名 日本女子大付属中・・・2名 玉川学園高・・・1名 慶應義塾志木高・・・1名 筑波大附属高・・・1名 慶應NY学院高・・・1名    

2001年の合格実績  在籍:小6のべ9名、中3のべ8名  
慶應湘南藤沢中・・・1名 開成中・・・1名 攻玉社中・・・1名 東京学芸大附属高・・・1名 開成高・・・1名 慶應湘南藤沢高・・・1名    

2002年の合格実績  在籍:小6のべ15名、中3のべ5名
攻玉社中・・・1名 学習院中・・・1名 世田谷学園中・・・2名 頌栄女子学院中・・・1名 明治大学付属明治高・・・1名    

2003年の合格実績  在籍:小6のべ17名、中3のべ8名
聖光学院中・・・1名 ラサール中・・・1名 穎明館中・・・1名 東京学芸大附属高・・・2名 ICU高・・・1名    

2004年の合格実績  在籍:小6のべ13名、中3のべ3名
麻布中・・・1名 慶應湘南藤沢中・・・1名 立教池袋中・・・1名 聖光学院中・・・2名 名古屋教育大付属中・・・1名 同志社国際高・・・1名 ICU高・・・1名    

2005年の合格実績  在籍:小6のべ12名、中3のべ6名
学習院女子中・・・1名 東海中・・・1名 武蔵中・・・1名 攻玉社中・・・1名 麻布中・・・1名 慶應湘南藤沢中・・・1名 東京学芸大附属高・・・1名 慶應湘南藤沢高・・・2名    

2006年の合格実績  在籍:小6のべ8名、中3のべ7名 立教女学院中・・・2名 栄光学園中・・・1名 早稲田実業中・・・1名 慶應湘南藤沢高・・・1名 ICU高・・・1名    

2007年の合格実績  在籍:小6のべ10名、中3のべ9名
鴎友女子学院中・・・1名 慶應湘南藤沢中・・・2名 学習院女子中・・・1名 開成中・・・1名 東京学芸大附属高・・・2名 慶應湘南藤沢高・・・2名 桐光学園高・・・1名 都立日比谷高・・・1名 早稲田本庄高・・・1名  

2008年の合格実績  在籍:小6のべ13名、中3のべ7名
巣鴨中・・・1名 慶應普通部・・・1名 攻玉社中・・・2名 渋谷幕張中・・・1名 京都教育大付属桃山中・・・1名 桐朋女子中・・・1名 慶応女子高・・・1名 県立船橋・・・1名 慶應義塾・・・1名 早稲田高等学院・・・1名 渋谷幕張高・・・1名    

■子供達はダイヤモンド

 数字をご覧になって、なにを思われましたか?「なんだ、この程度か?」と思われましたか?それとも「実際には5名程度の受験生から、これだけの合格実績を出しているのか!」と驚かれましたか?感じ方は様々だと思います。それを否定はしません。

 私たちのもとへ訪れる子供達は「ダイヤモンド」です。ただし、訪れてきた生徒の殆どは、「原石」です。いかにダイヤモンドといえども、磨かなければ石ころです。さらには、磨き方を間違え、雑なカットをしたり、デザインを間違えれば価値は随分下がります。原石が持つ力を最大限に引き出すような磨き方やカットの仕方があるということです。まずは、磨く人間が、この「原石の魅力を最大限に引き出す技術がある職人であるかどうか」が大切です。貴重な「ダイヤモンド」を、アルバイト感覚の、カットの仕方もデザインの仕方も知らない人間に適当にいじらせて良いわけがありません。次に、「原石が放つ力」に気が付く職人に磨いてもらえるかどうかということです。同じような大きさの原石でも、原石から訴えてくる「力」は違います。原石から聞こえる「こうありたい!」「こうしてほしい!」という声を聞き取り、もっとも効率的に、効果的に、現実化する「技術」が職人に無ければ、最高の光を放つダイヤモンドには仕立てられません。

 逆の言い方をすれば、職人だけの力では限界があるということです。原石に見合う磨き方をしても、カットを施しても、原石が「こうありたい!」と「自分の有るべき姿を想像する」ことがなければ、ダイヤモンドの魅力は半減してしまうわけです。世間では「やる気」などと簡単な言葉で片づけられています。しかも「やる気」を塾から「与える」などという本末転倒のことをいわれています。それは、間違いです。この「やる気」という言葉が指すものが、ここでいう「原石からの声」です。もし傲慢な職人が原石に「お前の希望など聞かない。俺の言うとおりにすれば良いんだ。」と押さえつけてしまったら、当然原石から放たれる光は弱くなります。最悪の場合、原石は割れます。

 だから「生徒が自慢」なのです。これらの合格実績を築いていった子供達は、勉強のやり方を学び、友達と切磋琢磨することを学び、受験で燃え尽きることなく、進学後も日々努力しています。時折くれる近況報告から、彼らの「輝き」が感じ取られます。

 職人である私たちの技術は、プロとして持っていて当然のもの。それだけでは、これだけの実績は作れない。やはり、子供達が自慢。生徒一人一人が素晴らしいからこそ、これだけの実績が作れていると確信しています。  

■いきたい学校があるならば

 enaワシントンDCは、小さな塾です。でも逆に在校生が少ないからこそできる、各個人にあわせた指導が可能です。素晴らしい実績を作り上げた生徒達のなかにも、入塾当初は偏差値50未満だったという生徒が随分います。一人一人に無理・無駄をさせず、かといって入試レベルには程遠い学校の教科書レベルで誤魔化すこともさせず、一歩一歩着実に、合格圏内に導いていきます。楽しいだけの塾ではありません。かといって、怖いだけの塾でもありません。海外に暮らすことによって失われるもの、得られるものがあります。海外にいる子供達と一緒に切磋琢磨してきたことによって得られた「職人技」を駆使して、今日も生徒一人一人を丁寧に丁寧に磨いていきます。     

日本への進学は信頼と実績の『ena』に、         

ぜひ、お任せください

 

 

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