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塾に関するQ&A

  みなさまからのお問い合わせで、良くご質問されることについてまとめてみました。
  

  Q 1 どんなコースがあるの?

  Q 2 厳しい塾ですか?

  Q 3 編入って何ですか?

  Q 4 現地校との両立はできますか?

  Q 5 塾の教材は何を使っているのか?

  Q 6 合格実績は?

  Q 7 どんな先生が教えているんですか?

  Q 8 漢字検定とか英語検定とかは受けられますか?

  Q 9 何年生から入れますか?

  Q10 塾に通うのは何年生くらいからがいいのでしょうか?

  Q11 週に何回も塾に通えないのですが。。。  

  Q12 みなさん、どのあたりから通っているのですか?

  Q13 土曜日は補習校に行きたいのですが。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A1 どんなコースがあるの?

小学生の「基本重視のコース」と「受験用の応用コース」があります。基本重視のコースを本科コースと呼んでいます。小5と小6には「受験科」といわれる受験用の応用コースがあります。詳細はコース紹介のページを見て下さい。さらに、日本国内のシステムとは違って該当学年以外のコースも履修できます。例えば中1であっても中3の授業を受けたり、小6であっても小5の授業を受けたりすることができます。また中学生用の「基礎科」や「個別授業」「テスト生」などもあります。

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A2 厳しい塾ですか?

私学の一端として当たり前のことしかやっていません。決して「簡単な」とはいえないとは思います。宿題ももちろん出しますし、怒る必要があるときにはきちんと怒ります。ただ通っていればいいという姿勢の生徒にとっては厳しい塾なのかもしれません。生徒達の反応は様々ですが、進路をきちんと考えている生徒の間では決して厳しい塾という評価ではないようです。宿題の量は、ちまたでは「多い」と言われているようですが、週に1度の授業であることを感gなえれば、普通だと思っています。むしろ、日本の「きちんとした進学塾」で出される宿題の量と比べれば、相当少ないと思います。言い換えれば、現地校の生活を考えた量しか出していません。できない量を押しつけるのは、無計画な塾ということです。カリキュラムがあり、それが進学・受験に向かっているのであれば、やるべきことは決まっているはずですから。

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A3 編入って何ですか?

編入とは「転校」のことです。よく「受験するタイミングに帰国しないから、編入を考える」というケースがありますが、実は危険なものなのです。というのも

   1  全ての学校で受け付けるわけではないということ

   2  受付時期が限られているため、悩んでいる暇がないこと

   3  欠員募集するところがほとんどのため、毎年募集するとは限らないこと

   4  公立の場合は、その都道府県に在住することが条件であり、帰国後の住所がはっきりしていない場合は
      検討することが難しいこと

   5  学力試験を課したり、中間期末試験を課したり、面接だけだったりと、学校により選抜方法が様々で準備
      することが難しいこと

等が考えられるからです。
編入をお考えの場合は、是非、教育相談をご利用下さい。

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A4 現地校との両立はできますか?

多くの生徒が「簡単に両立できる」とは考えていないでしょう。特にアメリカに来たばかりという生徒にとっては大変なこともあります。ただこれは、日本国内でも同じ事だと思います。週に何回か塾のある生活に慣れるまでに時間がかかるということです。人によっては1カ月くらいで慣れてしまう生徒もいますし、数ヶ月かかる生徒もいます。また、現地校の学年が切り替わったりするところで様子が変わることもあります。今までに現地校との両立が難しいからということで塾を辞めた生徒はいません。両立できるか、ということではなく、「日本の進学を考える」のであれば、塾に通う通わないに関わらず、「やらなければならないこと」があるはずです。そうしたことが見えている生徒にとっては「きついけど、両立はできる」という事だと思います。

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A5 塾の教材は何を使っているのか?

小1や小2はenaオリジナル教材を使います。これは教科書レベルではありません。補助的にドリルなども併用します。小3以上の小学生は中学受験用の教材「新演習」という塾用の教材を使います。中学生は日本国内enaと同一の教材を使用しています。

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A6 合格実績は?

最近の中学受験では
開成中、麻布中、櫻蔭中、日本女子大付属中、立教女学院中、攻玉社中、女子学院中、学習院女子中、慶応湘南藤沢中、聖光学院中、逗子開成中、湘南白百合中、成蹊国際学級、早稲田中、栄光学園中、学習院中等科、立教池袋中、渋谷教育学園渋谷中、渋谷幕張中などです。

高校受験では
慶應義塾高、慶應湘南藤沢高、筑波大付属高、慶應女子高、桐朋女子高、都立国際高、海城高、市川高、早稲田高等学院、学芸大附属高、西武学園文理高、豊島岡女子高、国際基督教大高、青山学院高等部、開成高校、早稲田本庄高校、都立日比谷、筑波大附属駒場、渋谷幕張、立命館宇治、同志社国際、早稲田実業などです。

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A7 どんな先生が教えているんですか?

帰国枠受験指導に精通している教師です。
受験指導ができないような教師は採用していません。
また、答え合わせしかしないような教師や日本の受験事情に精通していない教師は
採用していません。さらに、授業は校長によって常に管理され、本部へ報告される仕組みになっています。
安心してお任せ下さい。教師紹介のページもご参照下さい。校長は当地に長らく赴任しており、当地における現地校の仕組みなどにも精通しています。二児の父でもあります。保護者の立場に立ったアドバイスもしています。

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A8 漢字検定とか英語検定とかは受けられますか?

受けられません。2010年から受験できなくなりました。漢字検定は補習校などで受験してください。英検はNJ州の育英学園での受験となります。対策授業クラスはありません。希望者には個別授業で対応します。

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A9 何年生から入れますか?

小1からコースを設けています。
以前は、帰国枠受験という立場からすれば小1から受験準備という必要は無いと考えコースを設けていませんでした。ところが教科書内容削減などの問題から「応用力を付けたい」「せめて上の子どもと同じレベルのことを」「これでは日本の学校に軟着陸さえできない」という声が大きくなり、04年から募集を開始しました。小1から小2に関しては徹底した英才教育をメインにします。講義形式の授業になれ、そしてドリルなどで思考訓練をする。小3からのいわゆる「進学塾」のある生活につなげるコース内容としています。

中学生の場合は「帰国枠のメリットがない」ということを認識してください。今、日本国内で塾に通っている人はどれ位いるのでしょうか?まず、それを考えてください。ライバルは海外にいる生徒ではなく、日本国内にいる生徒です。また「現地校の成績が良ければ。。。」「とにかく現地校の成績を上げることが大切」という『噂』に振り回されすぎないでください。海外生活をどう活用するのかは、ご家庭の教育方針によりけりです。しかし、こと高校受験となると、やるべきことは「日本の受験生と一緒」ということを忘れないでください。よって中学生の場合「1日も早く始めること」とお話しています。

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A10 塾に通うのはいつぐらいからがいいのでしょうか?

A9の答えと重なりますが、ご家庭によります。教科書程度で十分ということであれば塾に通う必要さえないでしょう。
首都圏の私立中学受験を、帰国枠で考えているのであれば、小4からと考えています。
高校受験となると「早ければ後が楽」と考えています。というのも、高校受験の際の帰国枠受験のメリットは、中学受験や大学受験のようにはなく、日本国内の中3と互していかなければならないからです。小5の知識が抜けていれば、中2で壊滅状態になっている生徒も多々見られます。
現地校の負担がそれほどでもなくなった、ということであれば、一刻も早く日本の進学に備えた勉強に切り替えて下さい。
これらに関しては、一人ひとりによって答えが違います。現地校への適応状況や成績状況も考えなければなりません。迷ったら、いつでも相談して下さい。

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A11 週に何回も塾に通えないのですが。。。

小中学生の場合、週1回の通塾で済むようになっています。(小5と小6の受験科、中学生の選択科目を除く)小学生であれば、補習校との両立もできます。また、算数だけとか、国語だけといったような単科の履修もできます。週に一度を基本としていますから、無理ということはないはずです。

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A12 みなさん、どのあたりから通っているのですか?

メリーランド州からは
BETHESDA,ROCKVILLE,CHAVY CHASE,POTMACからの生徒が多いようです。
遠くからはEllicott CityやClarksvilleなど(ボルチモアの方)からも通う生徒がいました。

バージニア州だと
MCLEAN,FALLS CHURCH,VIENNNA,CENTREVILLEから生徒が通っています。
遠いところだとSouth RidingやReston、Charlottesvilleから通う生徒もいました。

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A13 土曜日は補習校に行きたいのですが。

特に小学生で、受験を考えていない方から多くの声を聞きました。よって、2002年からは小学生の土曜日は受験クラスをのぞいて基本的にやめています。04年度からは更に土曜日の小学生授業は開講していません。これで両立は完全に可能となりました。ただ、事実はどうなのでしょうか?補習校に通わせる意味というものは、ご家庭によって違うと思います。もし「思いっきり日本語でしゃべらせたいから」という昔の感覚で要るのであれば、期待にそわないかもしれません。近年、補習校に通う子供たちは永住組が多くなり、決して日本語サロンにさえなっていないと聞きます。補習校もenaも、まずは体験授業で「我が家の求めるものを満たすのか」を見極めてから利用されるべきです。高校受験においては帰国枠受験のメリットが全くないので、日本の受験生と同じようにしなければなりません。よってまとめて時間が取れる土曜日に90分授業を基本としています。現地校の勉強が優先され、日本の勉強は二の次に、という視点でいるのであれば、難関校合格は厳しくなります。現地校の成績だけで合格できると断言している高校は皆無です。(かといって、現地校は適当にすべきとは言っていません。)

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