2008年 12月のお題目

後の祭

After death, the doctor.

You can regret it all you want,
but it won't do you any good now.

訳・意味・など     

直訳: 死んだ後に医者。今となっては何のためにもならない。  

意味: 後の祭りの語源は以下のように、大きく分けて二説、細かく分けて四通りの説がある。

1.京都八坂神社の祇園祭は、七月一日から約一ヶ月間行われるが、そのうち山鉾と呼ばれる豪華な山車が沢山繰り出される十七日の山鉾巡行を前の祭りと言い、還車の行事を「あとの祭り」と言う。あとの祭りは、山鉾も出ず賑やかさがなく、見物に行っても意味がないことから、手遅れの意味になったとする説。祇園祭と似た説では、祭りが終わった後の山車は役に立たないことから「後の祭り」と言うようになったとする説や、祭りの終わった翌日では見物に行っても意味がないことから「後の祭り」と言うようになったとする説がある。どこの祭りと断定されていないが、祇園祭の説から派生した語源説と考えられている。

2.後の祭りは、葬式や法事など故人の霊を祭ることで、亡くなった後に盛大な儀式をしても仕方ないことから、後悔の念や手遅れの意味で使われるようになったとする説。

一般的には祇園祭の説が有力とされているが、語源は話題作りの手段として作られることもあり、故人を祭る「後の祭り」が有力との見方もある。

受験生!そうならないように、なっ!

 

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2007年 12月のお題目

実行は百言に勝る

Actions speak louder than mouths

訳・意味・など     

直訳: 行動が言葉より高く語る    

訳・意味・など

説明するまでもありませんね。口より先に手を動かせ、ということです。「ああ、わかった!」という前に手を動かせということです。勉強の条件反射ができるか。受験勉強って、そういうことですから。受験生、がんばれ!5年生&中2生!次は君たちだ!


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2008年 1月のお題目

精出せば凍る暇無し水車

Rest breeds rust.

訳・意味・など     

直訳: 休息は錆を生ずる   

訳・意味・など

「凍る間もなし」「凍る間もなき」という言い方もあるようです。ことわざ、というより「俳句」のようですね。お釈迦様は経典の中に、いろいろの善を勧められています。「善い行いをすれば善い結果(幸せ)があらわれる。」善の中の一つ、「精進」です。「精進」とは、「精を出して進む」と書くように、怠けずに努力することをいいます。ここで大事なのは、「正しい目的に向かって」努力すること。泥棒に一生懸命になっても、やればやるほど悪いことになってしまいます。楽して得られるのは貧と恥のみといわれます。怠け心に逆らって努力してこそ幸せはやってくるのです。受験生にピッタリの言葉ですね。あと少し。頑張れ!がんばれ!


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2008年 2月のお題目

一日の長

Better one word in time than two after.

訳・意味・など     

直訳: タイミング良いひと言が後になっての二言よりも良い 

訳・意味・など

他人より少しだけ年上であること。転じて、経験や知識、技能などが他の人より少しだけ優れていること。出典:「論語−先進」「以吾一日長乎爾、亟吾以也」。「少しだけ」ということで、謙遜の響きがあるか?というと、それはあまりないみたいです。でもね。受験では「ほんの」であっても、人より点が取れたら合格なんですよね。だから一日でも早く勉強し始めた人の勝ち。だから人より1日分多く勉強した人の勝ち、みたいなところもありますね。さて新学年開始。日本にいるライバルに、どこまで差を付けることが出来るかな?


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2008年 3月のお題目

弘法は筆を選ばず

A bad carpenter quarrels with his tools.

訳・意味・など     

直訳: 下手な大工は道具に文句を付ける

訳・意味・など

空海のこと。日本真言宗の開祖。能書家(書道の専門家を書家といい、歴史上の書家で今でも書名の高い書家のことをいう)としても知られる。弘法大師のような書の達人は、どんな筆でも上手に書ける。このことから「名人は、道具の善し悪しなど問題にしない」という意味。「能書は筆を選ばず」「名筆は筆を選ばず」ともいう。反対語は「下手の道具選び」である。「こんなの簡単」「そんな言い方、現地校ではしない」などと文句ばかり付ける生徒は、成績が伸びていない。伸びている生徒は「ひたむきに」勉強している生徒である。


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2008年 4月のお題目

精神一到何事か成らざらん

Where there is a will, there is a way.

訳・意味・など     

直訳: 意志があるところに、道がある

訳・意味・など

精神を集中して物事に取り組むこと。「精神を集中して物事に当たれば、どんな困難なことも成し遂げられないことはない」を意味し「精神一到、何事不成(何事かならざらん)」という表現で使われる。広辞苑などによると、出典は中国の儒学者、朱子の没後の1270年に、黎靖徳が朱子と門人らとの問答を項目別に分類した「朱子語類」による。類句に「石に立つ矢」「思う念力岩をも透す」などがある。ところが「思うだけ」ではダメなのです。肝心なのは「物事にあたる」つまりは「努力し続けること」なのです。有名難関校に行きたいなあと思うのは誰にでもできること。合格に向けての努力ができるのか、が問題なのです。enaは頑張る君たちを応援する塾です。

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2008年 5月のお題目

人の一生は重荷を負うて

遠き道を行くが如し

 

訳・意味・など

今月は英訳できませんでした。スミマセン。。。人間の一生は、あたかも重い荷物を背負い、遠い道のりを歩いていくようなものである。辛いことや苦しいことの連続だが、それにじっと耐えていかなければならない、と教えた言葉。徳川家康の訓言を記した「東照宮御遺訓」のなかのひとつ。受験は、人生ドラマの一場面です。進学するにあたっての努力は、人生ドラマの一場面です。いい加減な努力をして、帰国枠だからといって、つまらないものにしちゃいますか?それとも内容の濃いものに仕立てますか?あなたの人生です。誰でもないあなたが決め、行動していくものです。頑張るあなたを応援する塾。そんな場所でありたいと私たちは思っています。いままでも、これからも。


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2008年 6月のお題目

朝夕手にする鍵は光りつつ

The used key is always bright.

訳・意味・など     

直訳:使っている鍵は常にピカピカである。     

意味:意味の説明は不用でしょう。日本の勉強が出来なくなったのは、やらなかったから。つまり錆び付いたからですね。この名言はあの「ベンジャミン・フランクリン」の言葉です。こんなことも言っています。『あらゆるもののうち、時間がもっとも貴重なものだとすれば、時間の無駄は人生最大の浪費であるに違いない。失った時間は二度と戻ってこないからだ。時間というものはいつのまにかなくなってしまうものだ。懸命に努力し、目標に向かって進んでいこう。この勤勉によって、あせらず多くのことを成し遂げることになろう。』まさに!enaは頑張る君を応援します。

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2008年 7月のお題目

高きに登るには必ず卑きよりす

He who would climb the ladder must begin at the bottom.

訳・意味・など     

直訳:ハシゴを登ろうと思う者なら、まず下から始めねばならぬ   

意味:出典は中国古典の『礼記』(らいき)の中庸から。『君子(くんし)の道は、たとえば、遠きに行くには必ず邇(ちか)きよりするがごとく、たとえば、高きに登るには必ず卑(ひく)きよりするがごとし』とある。正道を行く人の道とは、ちょうど「遠くに行くのにかならず近いところから始める」「高いところに登るのに必ず目の前の低いところから登る」ように、ちゃんと順序があるものだ、という意味。どんなに簡単にできそうなことでも、いきなり結果から求めては、実現するものではない。反対に、どんなに難しいことでも、順序だてて着実に進めば、必ず成し遂げられるはず。受験生にピッタリの言葉ですね。「はじめの第一歩」ができないうちに、いったい何ができようか!さあ、今日から気持ちを入れ替えて、基本から復習し、着実に身につけていきましょう。

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2008年 8月のお題目

虎穴に入らずんば虎児を得ず

Nothing venture, nothing have.

訳・意味・など     

直訳:何事も思い切ってやらねば何も手に入らない   

意味:「危険を冒さなければ功名は立てられないことのたとえ」(広辞苑)。合格のためのヒント「リスク」。やらなければ得られないものがあります。やれば得られる可能性があります。やっても失敗するリスクがあります。虎の穴に入って虎の子を取ろうとしたら、親の虎に殺されてしまうリスクがあります。「命あってのもの」です。死んでしまっては、元も子もありません。君たちの生活に置き換えてみましょう。勉強に置き換えてみましょう。リスク=無理、というのが一番分かりやすいかも知れません。多少のリスクは、「死ぬわけじゃない」「失敗してもいい経験になる」などと考えられることも多いでしょう。実際、現地校のと両立に成功した人や、進路設計を十二分に考えて塾を使わなかった人、リスクを計算に入れて海外生活に臨んだ人ほど、充実した生活が送れ、その結果理想的な進路に進めています。リスクを恐れすぎて何も得ようとしない人。英語だけで受かるというから、と努力もしない人がいます。しかも、その英語も、さらなる発展を望まず、「現地校では〜」と呑気に構える人もいます。そんな人は、実は人生において、大きな損失をしていると言わざるを得ません。enaは海外で頑張る子供達を応援する塾です。

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2008年 9月のお題目

得手に帆をあげる

Set your sail according to the wind

訳・意味・など     

直訳:風向きに従って帆をあげなさい   

意味:自分の得意なことを、調子に乗ってすること。待ち受けた好機を逃さずに、思う存分活躍することをいう。類句に「順風に帆をあげる」「順風満帆」「追風に帆をあげる」などがある。ここで大事なことは「得意なこと」を作っておかなければならないこと。「別に。。。」と何もない状態では帆があげられない。待ちに待つということは、それだけ「努力を続けておくこと」とも言える。受験生だけではなく、来年以降受験する諸君もまた、帆をあげるための「秋」であって欲しい。enaは海外で頑張る君を応援します。

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2008年 10月のお題目

良書は偉大な友

A good book is a great friend.

訳・意味・など     

直訳:良書は立派な友達のように色々教えてくれる   

意味:読書の秋です。読書だけではなく「勉強する」にも良い季節です。そしてここでいう「良書」とは、何も「本」だけではありません。「良問」も言い当てはめられるわけです。良い問題を解くこと。良い解き方を学ぶこと。そしてそれらを教えてくれる「学習の友」を作ること。enaは、あなたの「学習の友」であり続けたいと思っています。enaは海外で頑張る君を応援します。

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2008年 11月のお題目

艱難汝を玉にする

Adversity makes a man wise.

訳・意味・など     

直訳:逆境が、人を賢くする。 

意味:人は、辛いことや苦しいことを乗り越えてこそ、大成するものだということ。艱も難も、「苦しい」「難しい」という意味です。玉は、「宝石」「優れたもの」「立派なもの」とあります。アメリカにいて、現地校の勉強も日本の勉強もやらなければならない君たちは、毎日苦労の連続なのかもしれません。でも、それを乗り越えてこそ、「賢く」なれると思います。努力すれば良いということだけではなく、諦めるのではなく、立派になるなんて大袈裟なことではなく、「賢く」なって欲しい。私たちの願いです。

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2009年 1月のお題目

大事は小事より始まる

Great things have small beginnings.

訳・意味・など     

直訳: 偉大なものは小さな始まりを持つ  

意味: 伊達政宗は、戦国期を生き延び、仙台60万石を手に入れて幕末まで至ります。政宗の勇猛果敢な側面は大きく知られていますが、細やかな神経の持ち主だったことは、余り知られていません。戦国期を生き延びたわけですから、それなりの気配りが無ければ、生き残れないのは当たり前です。さて、政宗が、江戸時代に入って、安穏とした生活を送っていたときの頃のこと。政宗は、ちょっと風邪気味というだけでも薬を飲んで養生しました。それを見て息子の忠宗が言いました。「父上は、ちっと咳やくしゃみが出ると、直ぐに薬を飲んで養生されますが、度が過ぎるのではありませんか。」「何を言う。病気が軽いからと言って油断することは、心掛けが悪いことだ。物事は、全て小事より大事が起きるのだから、例え小事であっても、油断せぬことだ。」と言いました。戦国期を生き延びるためには、小事だからと放置していれば、いつかは大事となって寝首をかかれることになる。だから、小事のうちに解決しておこうということです。帰国前だからといって慌てても、後の祭。渡米直後から、小事のうちから準備万端としておけば、大変なことにはなりません。enaは頑張る諸君を応援する塾です。

 

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2009年 2月のお題目

「問う」は「学び」の始め

He who doubts nothing knows nothing.

訳・意味・など     

直訳: 何事も疑わぬものは何事も知らぬ 

意味: :「なんでだろ?」そう思うことの大切さ。塾のキャッチコピーにもよく使われている言葉です。でも、ここで勘違いをしないでください。どんなことにも「なんでだろ?」と思うことが大切!といわれますが、受験では必ずしも正しいとは言えません。「なんでだろ?」のまえにきっちり「覚える」ことも大切です。「なんでだろ?」と思うことばかりに気を取られ、本当に勉強しなければならないことから離れていくこともあります。既に先人達が完成させてくれた知識を「なんでだろ?」と思うこと自体は大事なことですが、そこに時間を使いすぎては宝の持ち腐れです。見たこともない問題に直面したとき、「これ、どの作戦を使うのかな?」と自分自身に問うこと。これが受験勉強です。「学ぶ」ということだと、私たちは思います。

 

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2009年 3月のお題目

日の下、新しいものは何もない

There is no new thing under the sun.

訳・意味・など     

直訳: 太陽の下では新しいものは何もない  

意味:「かつてあったことは、これからもあり、かつて起こったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何ひとつない」これは旧約聖書における「伝道者の書」第1章9節からの引用であるとされています。塾のキャッチコピーには「勉強とは知りたいと思う気持ちが大切!」「知的好奇心を満たします」などという言葉が使われます。でも、そこには落とし穴があります。「覚えることもせず、体験したことも血肉に出来なければ、娯楽で見ているテレビ番組と同じ」なのです。大事なこととされることは、昔から「きちんと覚えなさい」といわれてきたこと。過去の貴重な遺産を受け継ぐこと。それが受験勉強です。新しいものはありません。でも「知らなかったこと」がたくさんあり、また「覚えていないこと」がたくさんあるわけです。覚えて使いこなせて、はじめて「知った」といえるのです。覚えましょう。どんどん覚えましょう!

 

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2009年 4月のお題目

忍耐は凡ての戸を開く

Patience opens all doors.

訳・意味・など     

直訳: 何事をするに付けても辛抱が大切  

意味:「がんばれ」ってよくいわれるけど、「がんばる」って何だろう?考えてみたこと、ありますか?簡単に言えば、我慢しなさいってことだと私たちは思うのです。苦しいけれど、辛いけれど、その状態に耐えて、手を休めずに続けていくこと。山を越したとき、問題は解決しているってことです。受験勉強って、まさに忍耐です。「漢字おぼえるの、面倒だからさ。なんか、簡単にできるやり方って、ないの?」そんな質問をした生徒が居ました。もちろん、ありません。そんなことを考えている生徒は、enaには不要です。努力することの大切さ。真面目に進路を考える態度。危機感を持って、明日のための今日を作る姿勢。それがenaで学んで欲しいことです。私たちは、がんばる君たちを応援する進学塾であり続けたいと思っています。

 

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2009年 5月のお題目

朝夕 手にする鍵は 光りつつ

The used key is always bright.

訳・意味・など     

直訳: 使っている鍵は、常にピカピカである。  

意味::「計算の工夫なんか使うより、普通にやったほうが早いじゃん」。そんな言葉を口にする生徒に限って、解けない問題が増えていきます。自分のやり方だけで 誤魔化していく生徒。自分を磨こうとせず、向上心もなく、ただただ「解けたら良いんでしょ」と取り組んでいる生徒。そういう生徒は、塾に来る意味がありません。なにしろ、教わろう・技術を盗んでいこうという姿勢が無いのですから。enaは真面目に、コツコツと、自分のために勉強する生徒を応援する塾です。

 

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2009年 6月のお題目

先例に従うが安全

The beaten road is the safest.

訳・意味・など     

直訳: 踏みならされた道が最も安全だ 

意味:『前車の覆るは後車の戒め』とは前の人の失敗は後に続く人への戒めとなるので、人の失敗をよく考えて同じ失敗を繰り返さないようにしなさいという例えです。とても良い言葉です。『人の振り見て我が振り直せ』も、人の行いを見て自分の欠点を改めようという例え。直していかなければならないぶん、苦しいものです。それに対して「先例に従うが」は、前の人が成功したことは真似をすべきということです。真似するだけですから、とても簡単なはず。ところが、真似をしない人が沢山います。色々なことに挑戦するのは頼もしいことです。例題を解くのは真似をすることですが、身勝手に解く人が最近とても多く見られます。帰国枠受験や日本への進学についていえば、勝手にできるものではありません。選択肢が限られます。そうなると先人達の真似をせざるを得なくなります。それを無視して「自分なりの方法でやるんだ!」というのは、それだけ努力しなければならないはずです。にもかかわらず「現地校が忙しいからできない」「自分なりに頑張ったから許して欲しい」などという人がいます。それは「だだっこ・甘え」というものです。まずは先人達が苦労して作ってきた道を歩いてください。そして、余力が出てきたところで自分の道を開拓してください。

 

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2009年 7月のお題目

善は急げ

Strike the iron while it is hot.

訳・意味・など     

直訳: 鉄は熱いうちに打て 

意味:良いことは、直ぐに始めるのが良いと言うこと。類句に『思い立ったが吉日』『善に従うこと流るるがごとし』というのがある。入試問題にも使われることがある「ことわざ」です。「来年からで良いか」「夏期講習から始めよう」「まだ早すぎるだろう」といっている間に帰国時期がせまります。日本に帰るなら、日本の学校に進学するにふさわしい学力・常識を身につけていなければなりません。日本に帰るなら、その準備は『善』であって、『すぐに始めるのが良い』はずです。早すぎるスタートはありません。遅すぎて手遅れということはあります。enaは頑張る君たちを応援する進学塾です。

 

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2009年 8月のお題目

得やすいものは失いやすい

Light come, light go.

訳・意味・など     

直訳: 軽く入るのは、軽く出ていく。 

意味:誰にでも出来ること。それは価値を失いやすい。アメリカ人と比べて算数は得意だから!と喜んでいてはいけない。なぜなら、その程度の力は大概の日本人にとって「得やすいもの」であるから。周りに複数の日本人がいれば、すぐに評価は下がる。みんな持っている力であり、あなた「だけ」が持つ特別な力ではないから。しかも日本に帰れば、その程度では、太刀打ちできない。井の中の蛙。英語の力も同じ。簡単に身に付いた語学力は簡単に抜ける。小さい子供がネイティブ並みに話しても、日本に帰れば綺麗に抜ける。だから、抜けないように日々努力するべきである。理解する能力は皆持っている。問題は、定着させることができるか、だ。使いこなすことが出来るか、だ。

 

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2009年 9月のお題目

学問は一生の宝

Learning is better than house and land.

訳・意味・など     

直訳: 学問は家や土地よりまさる  

意味:「せっかくの海外体験だから」「貴重な経験になるから」その言葉にしがみついていませんか?それでは、いま学んでいることは、何でしょう?年齢相当の、アカデミックな積み重ねをしているのでしょうか?現地校からは「どうせ数年で帰国するのだから」という態度で扱われていませんか?それならば、楽しいだけの現地校生活です。現地校の勉強を全て否定するつもりはありません。「現地校が忙しいから日本の勉強をする時間がない」と豪語する人を責めているだけです。豪語する人に限って、日本の学力の低下はひどいものです。テストの数字が、その証拠。日本の学校に進学する予定があるなら、学んでおくべき時期に、学んでおくべき事があります。目をそらしてはいけません。あなたの人生です。やるしかありません。enaは、頑張る君たちを応援する進学塾です。

 

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2009年 10月のお題目

治にいて乱を忘れず

Severe war lies hidden under peace.

訳・意味・など     

直訳: より厳しい戦いが平和のもとに隠れている  

意味:儒教の聖典のひとつ『易経』にある「安而不忘危。存而不忘亡。治而不忘乱」という言葉から。安泰な時に危うくなることを忘れず、存続している時に亡びることを忘れず、治まっている時に乱れることを忘れない。油断してはいけないという戒めの言葉。のんびりしては必ず失敗するという教え。難関校に合格した先輩は「余裕だよ」「無理する必要ないよ」といった。それを真に受けて、たいした努力もせずに受験にのぞんだ生徒がいた。当然結果は不合格。結果を残していった生徒たちは、当然努力をしていた。日本を離れ、隣に座っている友達が努力をしていないからといって、のんびりしていたらどうなる?日本にいるライバルたちとはドンドン差が開く。入試は競争。日本に帰るなら、気を引き締めて勉強してほしい。enaは頑張る生徒を応援する進学塾です。

 

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2009年 11月のお題目

遅くとも、せざるに優る

Better late than never.

訳・意味・など     

直訳: やらないよりは、遅くとも、する方がよい。 

意味:「遅くとも義務を果たすことを始むるは、決して果たさざるにまさる」というギリシャ人の言葉がある。簡単に言えば「遅れても、やらないよりはマシ」ということだ。だが、ちょっと待って欲しい。注意して欲しい。アメリカ生活のために、この言葉になれてしまった生徒が多い。「やったんだから、許してよ」という態度だ。だが、考えて見よ。締めきりを守れなかった責任は?宿題を忘れた責任は?それを無視して評価せよというのか?だから、この言葉は「締めきりの範囲内で」という前提条件を持つべきだ。アメリカだろうが日本だろうが、試験には試験時間がある。出願期間は厳密に守られる。だらしのない、いい加減な態度は許されない。やるべきことを、やるべきときまでに、きちんとした形で行うこと。当たり前のことをしっかりやっていきましょう。

 

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2009年 12月のお題目

天罰覿面

Swift is Heaven's retribution

訳・意味・など     

直訳: 天の懲罰は素早い。 

意味:中国の「後漢」という時代に、「誰にも知られないから」と、こっそり賄賂(不正な目的のためにお金や贈り物を渡すこと)を贈られた「楊震」という人が、賄賂を断った時に言いました。「天知る、地知る、我知る、人知る」。誰も知るはずもないだろうと思っても、天地の神は見ているし、自分も相手も知っている。だから知るものがいないとは言えない。悪いことをすれば必ず発覚するということ。そして、その「罰」は必ず自分に戻ってくる。しかも、とても早くに戻ってくる。宿題でズルをしても、テストでズルをしても、それはみんなにバレているし、その罰は一人だけ成績が伸びないということで、すぐに降りかかる。自分のために、一生懸命になる。目標をしっかり見つめる。それができているアナタなら、大丈夫!がんばるアナタを応援するenaがついているからねっ!

 

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2010年 1月のお題目

急がば廻れ

A short cut is often a wrong one.

訳・意味・など     

直訳: 近道は、しばしば違った道  

意味: 今月は、コテコテですが。。。受験前ということもあって、受験生に捧げます。急ぐときには危険な道よりも、まわり道でも安全な「本道」を通っていった方がよい。急いで慌てているときは、とかく失敗が多いから、少し遠回りのようでも、安全な道・確実なやり方を選んだ方が、結局は早いということ。帰国枠入試真っ最中!enaは頑張る君たちを応援する進学塾です!

 

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2010年 2月のお題目

太陽の下、新しいものは無い

Nothing new under the sun.

There is no new thing under the sun.

訳・意味・など     

直訳: 新しいものだと思っていても必ずもとになるものがある  

意味: 日本のことわざでは『歴史は繰り返す』と言った方が有名かもしれません。受験制度は日々変化しています。条件が緩和されたり、帰国枠が撤廃されたりします。でも、根本はどうでしょうか?受験ということでいえば、変わっていません。上級学年で勉強するものにふさわしいかどうかを判定する試験。それが入試です。日本の学校に進学するならば、その学校に進学する人間にふさわしいものを持っていなければならないはずです。enaは日本の学校に進学する、がんばる子供たちを応援する進学塾です。

 

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2010年 3月のお題目

習慣は法を支配する

Custom rules the law.

訳・意味・など     

直訳: 従来の習慣の方が法律よりも強い力を持つことがある  

意味: アメリカのことわざです。辞書を見ると『Laws differ from place to place, and may not be the same as where you came from.』とあります。「帰国枠受験とは、こうあるべきだ!」と思っても、現実は違ったりします。当地に住む日本人が日本に帰るとき、何を考え、何を望むのかは、ある程度画一化されています。受け入れる学校も、海外からの受験生に期待することは変わっていません。やるべきことは決まっている。そういうことです。大義名分や理想を語っても、現実は現実。やるべきことをやらずしての合格はあり得ないのです。enaは海外で頑張る君たちに、歩くべき道を照らす進学塾です。

 

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2010年 4月のお題目

凡てのものには限度がある

There is a measure in all things

訳・意味・など     

直訳: 「過ぎたるは及ばざるが如し」と同意  

意味: 何事も「やりすぎる」ということは、「やりたりない」ことと同じであり、良くないことである。かたよってはいけないということを教えた、中国の「孔子」という人のことば。論語より。中庸。類句に「薬も過ぎれば毒」がある。また「過ぎたるは及ばざるに如かず」ともいう。やるべきことをキチンとやればよいだけ。噂に惑わされることなく、身勝手な考え方ではなく、偏ったことをせず、頑張るだけのこと。enaは海外で頑張る君たちを応援する進学塾です。

 

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2010年 5月のお題目

若いときの苦労は買うてでもせよ

Heavy work in youth is quiet rest in old age

訳・意味・など     

直訳: 若いときの重労働は老年になっての静かな休息である  

意味: 若いときに経験する苦労は、将来必ず役に立つから、積極的に求めなさいということ。楽に立ち回っていては将来性がないということ。ここでいう『苦労』とは、海外に居る君たちにとって、何でしょうか。それは「二足のわらじを履く」ということです。現地校も日本の勉強も、両方頑張るということです。どちらかを優先するというのは「甘え」「逃げ」なのです。若い時期に苦労しておかないと、大人になったら怠け者になる。成長期に「受験」があるのは、ひとつに「最も物事を吸収できる時期に、良い修練を積ませる」という意味合いもあるのです。無意味に勉強するんじゃないんですよ。何事も経験。歳取ってから苦労しようとしても、ままならないものです。苦労を乗り越えた分、確実にレベルアップします。苦労せず、楽なことばかりをしている人は、成長が無い。enaは海外で頑張る君たちを応援する進学塾です。

 

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2010年 6月のお題目

盆を戴き天を望む

Make up your mind on which one you want or you'll end up with nothing.

訳・意味・など     

直訳: 何が欲しいのか1つに決めよ。そうしないと結局何も残らない。  

意味: 類句に「虻蜂取らず」「二兎を追うものは一兎を得ず」などがある。反対句は「一石二鳥」がある。「同時に二つのことをなしえないこと」のたとえ。盆を頭に載せると天が見えず、天を見ようとすれば盆を頭の上に載せることはできないことから言う。司馬遷の「任小卿に報ずるの書」に「僕以為く、盆を戴かば何を以て天を望まん。故に賓客の知を絶ち、室家の業を亡れ、……務めて心を一にし職を営み、以て主上に親媚せんことを求む」とあるのによる。司馬遷は、盆を頭から取り去って(友人や家のことを忘れて)、主上の気に入るように職務に励んだのである。二つのことに集中できる力があれば良い。でも、人間、そう器用にはできていない。ならば、もっとも大切なものは何か、考えて欲しい。目標に向かって「必死」になって欲しい。enaは海外で頑張る君たちを応援する進学塾です。

 

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2010年 7月のお題目

好機を逸するな

Make hay while the sun shines.

訳・意味・など     

直訳: 日が照っている間に乾草(干草)を作れ  

意味: 類句に「鉄は熱いうちに打て」などがある。夏を制する者は受験を制する。どの学年も秋からは応用内容に入る。この夏の頑張りが、秋からの君を変える。逃すなチャンスを。enaは海外で頑張る君たちを応援する進学塾です。

 

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2010年 8月のお題目

働く間は働き 遊ぶときは遊べ

Work while you work, play while you play.

訳・意味・など     

直訳: よく働き、よく遊べ  

意味: 受験生に対しては、「遊び」は不要ですが。。。一般に言われる「けじめをつけよう」ということです。やるべきときに、やるべきことをしっかりやる。基本です。適当に誤魔化したりしないこと。「現地校が忙しくて。。。」などという見苦しい言い訳を口にしないこと。時間は作るもの、です。みんなに平等のもの、です。enaは海外で頑張る君たちを応援する進学塾です。

 

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2010年 9月のお題目

危きこと 朝露の如し

Man's life vanishes like the den

訳・意味・など     

直訳: 人生は露のように消え失せる  

意味: 出典は「三国志」。『危在旦夕』『危如朝露』などとされ、四字熟語・故事成語とされる。一般的には「危険が目の前に迫っている」という意味で使われる。学力を身につけるのは大変なこと。これに対して学力が落ちるのは、一瞬にして落ちる。日本に帰国するなら、時間は限られている。本当に、それが第一優先すべきことなのか?しっかり考えて、行動しましょう。

 

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2010年 10月のお題目

多く見、多く聞き、而して少し語れ

See much, hear much, but speak a little.
Two eys, two ears, only one mouth.

訳・意味・など     

直訳: 二つの目、二つの耳と、一つだけの口  

意味: 良く見なさい。良く聞きなさい。そして的確に言いなさい。アメリカの諺では「Speaking is gold」といわれますが、日本では「賢者は口を閉ざす」です。良く考えましょう。周りを良く見ましょう。自分自身を良く見ましょう。つまらない言い訳をして、逃げるのは間違っているということです。

 

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2010年 11月のお題目

勤勉は成功の母

Industry(Diligence) is the mother of success.

訳・意味・など     

直訳: まじめに努力することは成功するもとである  

意味: 日々の勉強を一生懸命に努力していけば、それがやがて自分の成功に結びついていくという、イギリスのことわざ。勤勉とは勉強などに、すべての力を出して行動すること。一生懸命、努力すること。成功とは自分が目的としていることを現実のものとすること。母とは比喩として、あることを生み出すもとのこと。Diligenceとは勤勉、励み努力すること。毎日、一生懸命努力している人は、必ず正しく評価されます。Diligence is the mother of good luck(fortune)ともいい、「勤勉は幸運の母」という意味にもなるようです。

 

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2010年 12月のお題目

天罰覿面・効果覿面

Swift is Heaven's retribution.

訳・意味・など     

直訳: 天の懲罰は素早い。  

意味: 行為の結果がたちどころに現れること。悪事を働くと、その報いとしてすぐさま天が罰を下すこと。「効果覿面」は、結果や効き目がすぐに現れる様。一般には都合の良い結果や効き目がすぐに現れる場合に使う。「覿面」は目のあたりにみることや速やかに現れること。日本の勉強から、わずか数ヶ月離れていただけで、とてつもなく成績が落ちている。答えを丸写ししていたら、あっという間に成績が落ちた。逆に、まじめに取り組んだら、成績が伸びた。やっていなかっただけで、やれば出来る。じゃあ、はじめましょう。がんばる君たちを、私たちは応援します。

 

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